teamLabのインターンに行ってきた

この前の春休みに、teamLabの通年のインターンに行ってきました。そこで自分はインタラクティブチームに混ざり、2週間ほど課題に取り組みました。


teamLabについて

様々な分野のスペシャリストが集まり、最新テクノロジーを使用した大規模なシステム開発やデジタルコンテンツを制作している会社です。海外にも施設があり、関東だと豊洲の方に施設があります。

planets.teamlab.art


取り組んだ課題について

インタラクティブチームのインターンは、基本的に自分で設定した課題に取り組むという形です。自分は、コンピュートシェーダを使いたいという漠然とした気持ちのままインターン当日を迎えてしまいました。結局はトレイル表現に取り組み、開発をする中でやってみたくなったことなどを取り入れていきました。


ちなみにこういうのがトレイル表現です。 docs.unity3d.com

youtu.be


課題に取り組む中で、メンターさんに表現したいものは何かということを問われ、頭を悩ましたことをよく覚えています。やってみたい技術駆動で動いたせいでそうなってしまったわけですが、本来は伝えたいことがあり、それをどうやって表現するかという流れで作品は制作されるものですね。なので、インターン後半からは、トレイルを生体っぽく見せれたら面白くなるんじゃないかと思い、それを軸に開発していきました。

今回の開発は、試す段階と、試したものを組み込んでいく段階に分けて開発することを意識してました。 試す段階では、

  • 紙に考えを書いてみることで整理する
  • コンピュートシェーダで実装する前にまずはCPUで実装してみる(デバッグしやすいので楽)
  • シーン上の3Dギズモを用いて計算結果を可視化しみる(メンターさんに教えてもらった)

などを実際に行いました。どれも新しいことに取り組むにはめちゃくちゃ大事なことでこれは今後の開発でも意識したいです。


自分のレベル感について

ちょっと恥ずかしいですが、teamLabのインターンに行ってみたい!という人に少しでも役立てたらいいなと思い、書きます。

まず、インターンに申し込んだ段階での自分のレベル感は、

  • 情報工学系の大学3年(課題などでリアルタイムCGを扱う)
  • Unityをもうちょっと使えるようになろうと意識したのは応募した半年くらい前
    • 便利なC# / Scripting APIの機能を調べて使用してみる
    • シェーダをある程度書けるようになる
  • リアルタイム3DCGの知識がちょっとはある
    • GPUパイプライン、古典的なライティングモデルなど
    • 数学と物理が得意というわけではない(高校数学と線形代数チョットダケ)

こんな感じです。めちゃくちゃすげ~~~ことができるみたいなのはなくて、自分が参加できたのは運もあったと考えていて時期的に応募数が少なかったことも絡んでいると思っています。


感想

本当にあっという間でした。出来なかったことなどもあったりしますが、2週間という期間はだれずに一気に駆け抜けることができるちょうどいい期間であると感じました。また、もっとアグレッシブに動いて、社員さんの画面を見させてもらったりすればよかったな~と思いますが、社員さんとのランチもほぼ毎日連れていってもらい、色んなお話を聞かせて頂きました。技術的な面でも、社員さんとどれくらい差があるのかが見え自分の立ち位置を確認出来たり、メンターさんに教えてもらいながら課題に取り組むことでパワーアップ出来たと思います。



では、再見 をにゅ



P.S. みなさんの記事もめちゃくちゃ良いので、読んでください。

note.com

note.com

ikep.hatenablog.com